原子・分子・化学反応式 とは
中2 理科の重要トピック『原子・分子・化学反応式』。高校化学の入り口にもなる、基本中の基本です。
**原子と分子の違い**: ・原子: それ以上分けると元素じゃなくなる最小粒子 (H, O, C など) ・分子: 原子が結びついて 1 つのまとまりになったもの (H₂O, CO₂, O₂) ・単体: 1 種類の原子だけからなる物質 (O₂, N₂) ・化合物: 2 種類以上の原子が結びついた物質 (H₂O, CO₂, NaCl)
**化学式の読み方**: ・H₂O = 水素 2 個と酸素 1 個から成る水分子 ・CO₂ = 炭素 1 個と酸素 2 個から成る二酸化炭素 ・添字の数字は『原子の個数』を表す
**化学反応式の作り方**: 1. 反応物 (→ の左) と生成物 (右) を書く 2. 左右の原子の数を合わせる (係数で調整) 3. 係数は最小の整数比に
例: 水素 + 酸素 → 水 ・H₂ + O₂ → H₂O では O の数が左 2、右 1 で合わない ・水の係数を 2 にすると 2H₂O。O の数は右 2、左 2 でOK ・今度は H の数 左 2、右 4 で合わない → H₂ の係数も 2 にする → 完成: 2H₂ + O₂ → 2H₂O
**頻出反応式**: ・水の電気分解: 2H₂O → 2H₂ + O₂ ・燃焼 (鉄): 3Fe + 2O₂ → Fe₃O₄ ・燃焼 (炭素): C + O₂ → CO₂ ・燃焼 (水素): 2H₂ + O₂ → 2H₂O ・酸化銀の分解: 2Ag₂O → 4Ag + O₂
ここだけは覚えて
化学のスタート地点。化学式と化学反応式の書き方を確実に
- 1原子 = それ以上分けられない最小単位
- 2分子 = 原子がいくつか結合したもの (H₂O など)
- 3化学式の左辺と右辺の原子数を合わせる (係数で調整)
- 4係数は最小の整数で書く
- 5燃焼は『酸素と結びつく反応』、酸化
- 🔑 「左右の原子数を合わせる → 最小整数比」
例題で解き方を見る
- 例題 1
メタン CH₄ の完全燃焼の化学反応式を書きなさい。
解き方- 1.反応物: CH₄ + O₂、生成物: CO₂ + H₂O
- 2.C は左 1、右 1 でOK
- 3.H は左 4、右 2 → H₂O を 2 倍 → 2H₂O
- 4.O は右 2 + 2 = 4、左 → O₂ の係数を 2 にする
答え:CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O
よくある質問
Q. 係数 1 は書く? 書かない?
A. 省略します。CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O で、CH₄ の前と CO₂ の前は 1 ですが、書きません。
関連用語
かんたんな練習問題
水の化学式
解説を見る
次のうち単体はどれ?
解説を見る
単体は 1 種類の元素から成る。他は化合物。
この単元が出てくる教科書
- 詳しく東京書籍新編 新しい科学 2化学変化と原子・分子