古文文法 詳説 ─ 助動詞 17 個と助詞の使い分け [中学〜高校受験]
中学・高校受験で頻出の古文文法。助動詞 17 個 (む・けり・ぬ・つ・たり・り 等) の意味・活用・接続、助詞の使い分け、典型誤読パターン。
中学・高校受験で頻出の古文文法。助動詞 17 個 (む・けり・ぬ・つ・たり・り 等) の意味・活用・接続、助詞の使い分け、典型誤読パターン。
高校入試・難関私立中学で問われる古文は、助動詞の意味と活用、接続が中心。
覚えるべき主要助動詞: **過去・完了系**: き / けり / ぬ / つ / たり / り **推量・意志系**: む(ん) / むず / らむ / けむ **否定系**: ず / じ / まじ **断定系**: なり / たり **比況系**: ごとし **使役・尊敬系**: す / さす / しむ / る / らる
・き (過去): 直接体験『きのう〜した』例: 見しことありき (= 見たことがあった) ・けり (過去・詠嘆): 伝聞・気づき『〜したそうだ』『〜だなあ』例: 男ありけり ・ぬ (完了・強意): すでに『〜した』『きっと〜』例: 来ぬ ・つ (完了・強意): ぬとほぼ同義、つ は意志的動作 例: 書きつ ・たり (完了・存続): すでに『〜している』例: 立てり ・り (完了・存続): たり と同義、サ変未然形+リ、四段已然形+リ
・む(ん) (推量・意志・適当): 『〜だろう』『〜しよう』『〜すべき』 → 主語が 1 人称なら意志、3 人称なら推量 ・むず (推量・意志): む と同じだが強い ・らむ (現在推量): 現在のことの推量『今〜ているだろう』 ・けむ (過去推量): 過去のことの推量『〜ただろう』
**格助詞**: ・の (が・の所有・連用修飾) ・が (主格・が・連体形に接続)
**接続助詞**: ・ば (順接の確定/仮定条件): 已然形+ば=確定『〜なので』、未然形+ば=仮定『〜なら』 ・ども・ど (逆接確定): 『〜けれども』 ・とも (逆接仮定): 『〜としても』
**係助詞 (係り結び)**: ・ぞ・なむ・や・か → 文末は連体形 ・こそ → 文末は已然形
**パターン 1: なり の見分け** ・断定『〜である』: 体言・連体形 + なり ・伝聞・推定『〜らしい』: 終止形・ラ変連体形 + なり
**パターン 2: 連用形+き と 連体形+ことありき の区別** → 主語が誰の体験か、文脈で判断。
**パターン 3: 主語の補い** 敬語を使っている動作の主語は身分の高い人。 『たまふ』『おはす』が出てきたら、その動作主は中宮や帝など貴人。
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A. 中学では基礎 (歴史的かなづかい・主要助動詞 5-6 個) のみ。本格的な文法は高校から。難関高校・私立中受で部分的に出題。
A. 高校受験までは主要 8-10 個で十分。大学受験は 17 個全部。
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