物語文 (心情・場面) の解き方とポイント
登場人物の心情変化・場面転換・主題。
登場人物の心情変化・場面転換・主題。
中学受験国語の物語文は『登場人物の気持ちを根拠を持って答える』ことが全て。感覚で『なんとなく悲しそう』はダメ。本文中の証拠を必ず示します。
**読解の 3 ステップ**:
**1. 場面 (状況) を把握** ・時 (いつ): 朝 / 昼 / 夜、季節、過去 / 現在 ・所 (どこで): 学校 / 家 / 公園 ・人 (誰と): 主人公・対人物 ・出来事: 何が起きたか
**2. 心情を 言動・情景 から読み取る** 気持ちは直接書かれていない場合が多い。セリフ・行動・表情・しぐさ・周りの描写から推定する。 ・空が暗くなる → 不安・絶望 ・桜が咲く → 希望・新しい始まり ・うつむく → 恥ずかしい・落ち込む
**3. 心情変化のターニングポイントを探す** 物語の典型構造: 状況 → 出来事 → 心情変化 → 結末。
**設問のパターンと答え方**: ・『どんな気持ちか』: 気持ちを表す言葉 + 理由 (本文の根拠) ・『なぜか』: 〜から、〜ため で締めくくる ・選択肢問題: 本文の根拠と一致するかチェック。
登場人物の心情を 客観的な根拠 から読み取る。感覚で答えると外す
A. 感情語彙の引き出しを増やしましょう: うれしい / 悲しい / 怒り / 恐怖 / 不安 / 安心 / 興奮 / 失望 / 後悔 / 羨望 / 焦り / 期待 / 諦め / 申し訳ない / 感謝 / 寂しい / 戸惑い 等。
次の文の場面の変わり目として最も適切な箇所を選びなさい。 「(ア)朝、台所で母がトーストを焼いていた。(イ)ぼくはあくびをしながら席についた。(ウ)昼休み、学校のグラウンドでクラスのみんなと鬼ごっこをした。(エ)汗だくでチャイムを聞いた。」
場面の変わり目は **時 (朝→昼)・場所 (台所→グラウンド)・人物 (母→クラスの友達)** のうち、複数が変わる所。 (イ)→(ウ) で時間も場所も人物もすべて変わっている。
次の文を読んで、このときの「ぼく」の気持ちとして最も適切なものを選びなさい。 「むかえに来てくれるはずの父が、約束の時間を一時間すぎても来ない。あたりは少しずつ暗くなりはじめた。ぼくは何度も道のむこうを見つめ、ぎゅっとリュックのひもをにぎりしめた。」
「何度も道を見つめる」=父を待ち望む気持ち、「リュックのひもをにぎる」=不安なときのしぐさ。 暗くなる情景も心の不安と重なる。